PROJECT 01 / 建築工事部

新人が挑んだ「隠れ家カフェ」プロジェクト!先輩の支えで実現した成長ストーリー

「カフェのようにおしゃれな店舗兼工場を作ってほしい」。お客様からいただいたこの依頼に、建築部工事課の大門は初めて自分が責任者として臨みました。
先輩である江崎から陰ながらサポートされ、不安と緊張のなか挑んだ成長ストーリーをご紹介します。

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建築工事部 
課長

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入社13年目。高校で建築を学び、株式会社KENへ。現在は、いくつもの現場を抱える課長として活躍中。部下に口出ししすぎず、見守るようにサポートする。やりがいを感じるのは、自分が手がけた公園の遊具で自分の子どもを遊ばせているとき。

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建築工事部

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入社3年目。もともと祖父が大工だったこともあり、幼いころから建築の仕事を身近に感じて育つ。何もないところに基礎ができ、だんだん出来上がっていく行程を見るのがなにより嬉しい。やりがいを感じるのは、自分が作った建物に人が集まっているのを見たとき。

Q1 このプロジェクトはどのようにスタートしたのでしょうか?

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江崎:以前、弊社が手がけたカフェがあるのですが、そこの常連という方からご相談がありました。そのお客様はご自身で小麦粉の卸業を営まれているのですが、店舗と倉庫を併設した建物を作りたいというご依頼でした。
私たちの建物を気に入っていただけて「こんな建物にしたい!」と思ってご連絡をいただけたことは、とてもうれしかったですね。よほどお好みに合ったのか、「あのカフェをそのまま持っていきたいぐらい!」とおっしゃっていたほどです。
その後は設計士も交えてプランニングし、お見積もりをさせていただいて、正式な受注になりました。
お客様が目指したのは「隠れ家カフェのような店舗」。以前は、1階に倉庫、2階に事務所があったのですが、老朽化に伴い、新たに店舗の機能を持たせた建物を建てて移転したいという背景がありました。ヒアリングするなかで「たくさんのお客様で賑わうような、マルシェを開いてみたい」という思いもお聞きすることができました。
本来なら私が受け持つはずだったのですが、私が別の案件と重複してしまっていて。そこで、入社2年目だった大門に責任者としてこの案件を担当してもらうことに決めました。

大門:このお話をいただいたときは、正直少し不安でした。これまで、誰かの下について現場に入ったことはあっても、自分で仕切るのは初めてだったからです。しかし江崎さんも「いつでも相談してきて」と言ってくださったので、頑張ってみることにしました。

Q2 プロジェクトはどのように進めていったのですか?

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業者やお客様との打ち合わせに緊張!自分らしさを生かして取り組む

大門:受注が決まったのが2023年7月くらいで、そこから大体5ヶ月で完成という予定で進めていきました。そのなかでも大変だったことはいろいろあったのですが……。一番苦戦したのは業者さんとの打ち合わせでした。自分では理解できているのに、業者さんに「こうしてほしい」とわかりやすく説明しようと思うと、うまく話せなくなってしまうんです。
なので「口で話すより、図を見てもらった方がわかりやすい!」と思って、自分が考えていることを図面に書いて見ていただくことで解決していきました。職人さんも「大丈夫!わかったよ」と話してくれて、だいぶ助けていただきました。

江崎:お客様との打ち合わせも緊張していたんだよね(笑)?

大門:そうですね……。月2回ほど進捗のための定例打ち合わせをしていたのですが、その都度冷や汗をかいてしまうほどで(笑)。電気設備の業者さんや、弊社の部長も同席するのですが、対面で話すのはどうも苦手で、緊張してしまうんですよね。

江崎:私も同じ経験があるからよくわかります。自分より年齢が上の方に説明するときはどうしてもそうなってしまうんですよね。でも図面を書いて見せるようにしたのは、彼なりに自分で工夫して頑張っていたんだなあと思います。

大門:いろいろな方に説明をするために、とにかく図面をたくさん書きました。職人さんからも「細かく書き込んでくれて助かるよ」と言ってもらえたほどです。
あとはお客様に何を聞かれても答えられるよう、過去の事例を引っ張ってきて自分で調べたり、江崎さんや先輩に聞いたりして準備するようにしました。そうしていくうちに自分らしく進めることができ、それが成長や自信にもつながりました。

Q3 このプロジェクト全体を通じて学んだことや感じたことはなんですか?

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KENの工事は「お客様第一」 
寄り添いながら思いに応えていく

江崎:普段は、設計が終わった段階の施工から携わることが多かったのですが、今回は設計から関わらせていただいたので、お客様の思いをよりダイレクトに感じることができました。これからの工事に対する向き合い方も変わったと思います。そういう意味では、やはりKENの工事は「お客様第一」でありたいと思いますね。

大門:いろいろな方に説明をするために、とにかく図面をたくさん書きました。職人さんからも「細かく書き込んでくれて助かるよ」と言ってもらえたほどです。
あとはお客様に何を聞かれても答えられるよう、過去の事例を引っ張ってきて自分で調べたり、江崎さんや先輩に聞いたりして準備するようにしました。そうしていくうちに自分らしく進めることができ、それが成長や自信にもつながりました。

江崎:彼が行なった「図面に書いて説明する」というやり方は、実はすごくいいなと思っていて。ミスも起きにくいし、目で見てみんなが共有できますしね。あと、大門は行動に迷いがないところがすごいなと、彼が入社したときから思っていました。今回も「こうした方がいい!」と思うと決断が早かったんですよね。私も見習いたいところです。

大門:入社してから江崎さんの下で働いていますが、自分でやってみて改めて責任者のプレッシャーを感じました。江崎さんはこれをいつもやっているんだと思うと……本当にすごいですね。しかもわかりやすくて丁寧で、参考になることばかりです。これからは自分も自信を持って案件を担当できるように頑張ります!