KENのとりくみ

戦後、造林された人工林が資源として利用可能な時期を迎える一方、森林の手入れが十分に行われず、国土保全など森林の多面的機能の低下が懸念される事態となっています。
このような厳しい状況を克服するためには、木材を利用し、森を育て、林業の再生を図ることが急務となっています。
これから先、人口減少に伴い住宅の着工戸数が少なくなる中で、住宅以外の木造建築の開発が重要になります。
JAS構造材利用拡大事業のサイトから、より詳しい情報をご確認いただけます。

木造建築の一番の魅力は、癒しの効果ではないでしょうか。 木材に囲まれた空間は、心をリラックスさせ精神を落ち着かせるといわれています。また、木材の持つ調湿効果は室内の乾燥を防ぎ、結露やカビの発生も比較的抑える事ができ自然素材ならではの特性が実感できます。 使用する材種により差がありますが、鉄筋コンクリートや鉄骨造に比べ、地業も簡略化でき工期が短縮できる為、結果的に工事費を抑えることができます。

木造のメリット


鉄骨造・鉄筋コンクリートとの比較
1.短工期(材料納期までの時間がかからない)

2.工事費の削減(管理期間が短かければ、工事費も安くなる)

3.癒しの効果(視覚・温かみ)

4.調湿効果(調湿性能が優れている)

5.断熱効果(木材自体の熱伝導率が低い事から断熱工事も高めやすい)

6.施工性が良い(建設立地を選ばない)